ハム職人 城田豊仁(しろた・とよひと)

略歴

 1975年生まれ 東京都出身

 実家が喫茶店を営んでおり、自分も商売の道を進むのだろう考えていました。

 東京農業大学第一高校、東京農業大学畜産学科へと10代の頃から畜産の道を突き進む。

 大学を卒業してからは、大手ハムメーカーや日本各地のお店でハムやソーセージの作り方を学んできた。

 2008年7月に念願のお店をオープン。

 

こだわり

 とにかく安全でおいしいハムやソーセージを作りたいんです。

 ただそれだけなんです。

 国産の豚にこだわり、豚の飼育状態から品質管理まで確認したうえで、東京農業大学時代の頼れる同級生『群馬県吾妻郡の片桐農場』の国産豚だけを使用してます。安心で美味しいハム・ソーセージを是非お試しください。

 じっくりスモークされたパストラミは、香りも味わいも美味しさそのモノです。


 その日の気温や湿度・素材の肉質に合わせて、時間を調整しながら、じっくりスモークさせます。スモークすることで薫りと味わいを素材に封じ込めます。

 この作業はソーセージであっても同じこと。手造りだからこそ手を抜く事は許されません。だからこそ仕上がった素材の“色”と“風味”と“味わい”は、ほかとは違います。

 おいしさの秘密のひとつが、“時間”。

 スーパーなどでよく見かける一般的なハムは、「ファイブラスケーシング」と呼ばれるケーシングで整型・製造されています。そして専用機械を使い、数日間という短期間で、綺麗な丸型のハムを大量に作ることができます。しかし、我々は昔ながらの「布巻き」と呼ばれる手法を用い、1ヶ月以上という長い塩漬け・熟成時間と手間隙をかけて、丁寧にハムを作ります。

 布で作ると形は少しいびつになってしまうんです。でも、布で作ることで、肉の風味が増して、味わいもしっとりと良くなるんです。布でしか作り出せない、おいしいハムになるんです。

 まん丸ではなくて少し楕円の形をしている。けれど、お肉の味をぎゅっと閉じ込めているピンク色と、口に入れたらとろけてしまいそうな脂身の白色がとてもきれいで、時間と手間をかけて大切に作られている私達の自慢のハムです。


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